プロフィール


新見 準平 バリトン歌手、指揮者(2020年8月現在)

 

1985年8月7日福岡県上毛町(旧大平村)出身。
9歳よりピアノを学び、17歳より声楽を学ぶ。

2002年滝廉太郎ピアノコンクール第1位。

2003年滝廉太郎声楽コンクール第1位。

全日本高等学校声楽コンクール優秀賞。

大分県音楽コンクール声楽部門第1位。

2012年第30回ソレイユ音楽コンクール声楽部門第1位・音楽現代新人賞を受賞。副賞として、2012年9月ウィーン国際音楽ゼミナ―ルに派遣された。同ゼミナール主催ディヒラーコンクールにて第2位。入賞者演奏会に選ばれる。

2013年度宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟新進演奏家奨学生。

第32回飯塚新人音楽コンクール第2位。福岡県知事賞、飯塚市教育委員会賞、飯塚文化協会飯塚賞を受賞。

2014年第1回リューバ・ヴェリチュ国際声楽コンクール(オーストリア・ウィーン)特別賞受賞。

ジュジャールナートサーザヴォウ国際声楽コンクール(チェコ・ジュジャールナートサーザヴォウ)入賞。

第18回松方ホール音楽賞(日本・神戸)奨励賞受賞。

2015年第19回日本モーツァルト音楽コンクール第1位。 

2017年「なるとの第九」ソリストグランドチャンピォン大会にてバリトン部門優秀賞。

2018年「第九」アジア初演100年公演のソリストに選出される。

 

 大分県立芸術緑丘高等学校音楽科(ピアノ専攻)、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業(卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞)。同大学院音楽研究科修士課程独唱科修了。さらにオーストリア、オランダで研鑽を積む。

 声楽をフランス・ホイツ、ラルフ・デーリング、福島 明也、多田羅 迪夫、原田 茂生、宮本 修の諸氏に師事。マスタークラスにおいてエリー・アーメリング、ロベルト・ホル、ゲルト・テュルクのレッスンを受講する。
 2009年9月芸大プロジェクト、ヘンデル「アリオダンテ」(指揮:鈴木雅明、演出:平尾力哉)にてオペラデビュー。同年12月、東京労音「第九」公演にて、バリトン歌手としてデビュー。以降「東京・春・音楽祭」「同声会新人演奏会」「浅草オペラと童謡唱歌(台東区主催)」「三越第九」「第28回台東第九」「中央区第九」「なるとの第九」「芸大モーニングコンサート」「Pray for Asia」「香港芸術祭」「武生国際音楽祭」「いのりのとき~レクイエムプロジェクト~」「ニューヨークフィルハーモニック定期演奏会」「ピティナ創立50周年記念コンサート」などにも出演し、幅広く活動している。
 学部入学時より東京芸大バッハカンタータクラブに所属し、小林道夫氏のもと受難曲や教会カンタータを演奏、研究する。'06~'07年ヘンデル研究の第一人者三澤寿喜氏主宰の「ヘンデルフェスティヴァルジャパン」にキャノンズコンサート室内合唱団の一員として出演し、ヘンデルの声楽作品の日本初演に携った。
 オペラでは、ヘンデル「アリオダンテ」(スコットランド国王)、モーツァルト「フィガロの結婚」(アルマヴィーヴァ伯爵、フィガロ、バルトロ)「魔笛」(パパゲーノ、僧侶、武士)「コシ・ファン・トゥッテ」(グリエルモ・ハイライト)、「ドンジョヴァンニ」(マゼット)、ドニゼッティ「愛の妙薬」(ベルコーレ・ハイライト)、グノー「ロメオとジュリエット」(キャピュレット)、ビゼー「カルメン」(ダンカイロ・ハイライト)、オッフェンバック「ホフマン物語」(シュレミール)、プッチーニ「トスカ」(アンジェロッティ)、ジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」(フレヴィル)、ブリテン「カーリュー・リヴァー」、J.シュトラウス「こうもり」(フランク)、ツェラー「小鳥売り」(ヴェプス)、ヴォルフフェラーリ「スザンナの秘密」(ジル伯爵)、オルフ「月」(月を盗んだ男)、メノッティ「アメリア舞踏会へ行く」(警察署長)、三木稔「じょうるり」(見造)などに出演し、また、シュッツ「ヨハネ受難曲」、バッハの教会カンタータ、世俗カンタータ、「ロ短調ミサ曲」「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「クリスマスオラトリオ」、ヘンデル「メサイア」「エジプトのイスラエル人」「主は言われた」、CPEバッハ「キリストの復活と昇天」、モーツァルト「レクィエム」「雀のミサ」「荘厳ミサ」「ハ長調ミサ曲」、ベートーヴェン「第九」「合唱幻想曲」「ミサ曲ハ長調」「ミサソレムニス」、ロッシーニ「平和の賛歌」、シューベルト「ミサ曲D.950」、シューマン「ばらの巡礼」、メンデルスゾーン「エリア」「パウロ」、ラインベルガー「レクィエム」、プッチーニ「グローリアミサ」、フォーレ「レクィエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ストラヴィンスキー「プルチネッラ」、上田益「レクイエム」などのコンサートやオラトリオ公演にバリトンソリストとして出演し、H.M.シュナイト、ダグラス・ボストック、R.ボーン、鈴木雅明、現田茂夫、松尾葉子、渡邊順生、黒岩英臣、高関健、内藤彰、曽我大介、松岡究、時任康文、東京ニューシティ管弦楽団、東京ユニバーサルフィル、九州交響楽団、芸大フィルハーモニア、ジャパンシンフォニアらと共演。

2011年10月の東京での初リサイタル(ピアノ:梅村知世)は、イタリア、ドイツ、イギリス、ロシア、日本の歌曲、モーツァルトからヴェルディのオペラを歌い、好評を博した。2012年のリサイタル(ピアノ:梅村知世)ではシューベルト「美しき水車小屋の娘」ベートーヴェン「遥かなる恋人に寄せる」を取り上げ、端正な歌唱、確かなドイツ語のディクションが好評を博した。 2013年6月には東京と大分にて「冬の旅」を歌った。2014年にはウィーンにてドイツ歌曲プログラムのリーダーアーベントを開く。2015年には東京にて日本モーツァルトコンクール第1位受賞記念リサイタル(共演:森野美咲)、2016年東京にてバリトンリサイタル(共演:古賀美代子)を開催。以降、大分、福岡、東京でのリサイタル活動をほぼ毎年行っている。近年はベルギーのフラマン歌曲の研究を行っている。

指揮者としてはパーセル「ディドとエネアス」、バッハ「ロ短調ミサ曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクィエム」、フォーレ「レクィエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ベートーヴェン「交響曲第9番」などを指揮。

近年は合唱講習会に講師として、また審査員としても様々なコンクールに招かれている。CM出演や、ラジオへの出演などの活動も行い、幅広い活動は常に注目を集めている。

 

2011~2013年洗足学園音楽大学には演奏員として、東京藝術大学音楽研究センターでは教育研究助手として勤務。

現在、大分県立芸術文化短期大学音楽科、大分県立芸術緑丘高等学校音楽科、東九州短期大学幼児教育科非常勤講師。

大分中央合唱団、中津混声合唱団常任指揮者。こうげふるさと合唱団、ジョリーカンパニーウインドアンサンブル、シングインメサイアトウキョウ指揮者。別府市民フィルハーモニア管弦楽団トレーナー。福岡ジルベスターコンサート合唱指導者。黒崎ひびしんホールうたごえホール講師。2018年国民文化祭オーケストラと合唱の祭典マーラー「復活」合唱指揮者。大分ムジークアカデミー会員。大分二期会理事。NPO法人おおいた第九を歌う会理事。北九州音楽協会会員。おおいた社団法人全日本ピアノ指導者協会演奏会員。ふるさと音楽祭音楽監督。Open Air Opera!!主宰。田崎洋酒店専属歌手。